よくある質問

膝サポーターの効果について教えてください

膝の保湿と補強の効果があります

膝サポーターの保温効果

膝の関節は、人体の中で最大の関節で、血管がないために体の中で一番低温な部分です。栄養状態もよくないので、一度傷めると治りにくい関節の一つです。もともと温度が低いために、気温の変化や気圧の変化に敏感で、すぐに痛みがでます。膝サポーターで保温することで、神経の興奮を抑えて膝の痛みをよくすることができます。

膝サポーターの補強効果

膝の前側には、膝を安定させるために働く大腿四頭筋があります。膝のお皿も大腿四頭筋の一部です。すべての膝サポーターは大腿四頭筋を補強することで、膝を安定させることを目的にしています。上下幅の長い膝サポーターほど、大腿四頭筋を補強して膝を安定させる効果が高くなります。

膝サポーターの選び方について教えてください

はくタイプの膝サポーターと、巻くタイプの膝サポーターがあります

筒状ではくタイプの膝サポーター

筒状の膝サポーターは装着するというよりも、はくと言った感じが強い膝サポーターです。簡単に使用できる反面、サイズ合わせがシビアです。きつすぎると血液循環が悪化して、大きすぎると下着になってしまいます。価格的に安いので購入しやすく、保温用や悪化予防におすすめです。

布状で巻くタイプの膝サポーター

布状で巻く膝サポーターは医療用の膝サポーターに多く、膝の腫れに合わせて巻くことができます。巻き方にコツがいりますが、慣れてしまうと巻く強さを自分で調整できるので使いやすい膝サポーターです。テーピングと併用もできるので、靭帯や軟骨を傷めた時におすすめです。

膝サポーターの固定の強さについて教えてください

厚くて長いほど固定力がある膝サポーターです

巻き込むタイプの膝サポーターは、素材が厚くなるほど固定力が強くなります。その分、膝を曲げた時に膝サポーターの縁が浮いてしまいフィット感がなくなります。筒状の膝サポーターでは、素材が厚くなるほど固定力が強くなりますが、膝を曲げるとと血管を圧迫しやすくなります。外国製の膝サポーターは固定力が強く、値段は安くできていますが。白人の膝の形状に合わせてあるので、日本人にはなじまないものもあります。膝サポーターは上下の幅が長くなる程、靭帯のや軟骨を守る力が強くなります。

膝サポーターの構造について教えてください

ベースをヒンジと補強ベルトで固めます

膝サポーターはベース部分の両脇に補強材が入るタイプと、ベースサポーターを補強ベルトで補強するタイプがあります。膝サポーターの両脇に補強材が入るタイプは、プラスチック、スプリング、金属製のヒンジで補強するタイプになります。プラスチックやスプリングでの補強は、膝そのものを強化するというよりも、膝サポーターの巻きあがりを防ぐような意味合いが強くなります。金属製のヒンジは、膝の左右のグラつきを防ぐタイプと、膝の前後のグラつきを防ぐタイプになります。前後のグラつきを防ぐタイプでは、金属ヒンジを角度で固定できるような構造になります。前後でグラつきを防ぐヒンジほど重量が重くなります。補強ベルトについては、靭帯を締め付けるタイプと、筋肉を締め付け補強するタイプがありますが、いずれの補強ベルトも筋肉を補強する意味合いの方が強くなります。補強ベルトでは靭帯を縮めることができないので、膝サポーターの下に補強テープを貼ると効果的に靭帯を守れます。