シュモール結節の原因
原因は・・・そこだけ動くため!
背骨全体がスムーズに動くと、一部分の椎間板に負担がかかることはありませんが、背骨に、動く部分・動かない部分ができると、動く部分だけに負担がかかって、椎間板を痛めます!
椎間板を、ちょこっと痛めるとギックリ腰に。
椎間板が後ろに飛び出るとヘルニアに。
上に飛び出るとシュモール結節 になります。
シュモール結節の症状
通常のギックリ腰と同様の症状になります
患者様は腰が弱いという表現をすることがあります。背骨の椎体の中は、比較的神経が少ない場所なので、椎体内に突出した椎間板の髄核自体が痛みを出すことはあまりありません。椎間板が薄くなったことによって、腰の関節のかみ合わせが変わり腰痛がでます。比較的椎間板に負担がかかる自動車の運転や、デスクワークで腰の痛みが悪化します。
ギックリ腰を繰り返すごとに座るのが不得意になります
シュモール結節の腰痛MRI画像
シュモール結節自体はさほど痛くありませんが・・・。椎間板がとび出た分、上下の背骨のかみ合わせが変化するので、座っていると腰痛がでやすくなります。
治療
痛み止めや、炎症を抑えるステロイドが使われます。
痛みや炎症が抑えられた後は、抗リウマチ剤を使って、その後の悪化を防ぎます。
椎間板が飛び出るのを防ぐために、 腰痛ベルトを一緒に使用しながら治療 しましょう。
腰痛ベルトについて相談する