原因
主に、高所からの落下等によって、踵骨が骨折します。
距骨と踵骨の関節面に以上がでると、骨折後の後遺症に悩まされることになります。
- 踵骨骨折後遺症1
- 踵骨骨折後遺症2
- 踵骨骨折後遺症3
症状
長い距離が歩けなくなる
関節のかみ合わせが変化することで、痛みがでます。
歩くことがなければ痛みません。
痛み止めを使って歩くと、軟骨がすり減り、足の変形が進んでしまいます。
踏ん張れなくなる
腱鞘炎が起こることで、痛みがでます。
腱鞘炎は、変形した骨や手術後のプレートがあたって悪化します。
スムーズな動きができなくなるので、不意の動作で転びやすくなります。
腰・背中・首の痛みが悪化する
かかとの骨を骨折した時に、背中の骨も骨折することが多くあります。
レントゲン検査で確認できない程度の骨折もあります。
寝返りや、起き上がる動作で痛みが悪化します。
天候の変化や冷えで痛みが悪化する
神経炎が起こることで、足が痺れたり痛んだりします。
神経炎は、変形した骨や手術後のプレートがあたって悪化します。
交感神経が痛んでしまうと、血液循環が悪化して
骨が萎縮して治らなくなってしまいます。
治療
医療機関では、患者さんの状態に適した固定剤など医療用品を用いて、 RICE処置 が行われます。
ギプスやサポーターを用いて、足首のブレを抑え、歩行や運動の訓練を始めます。
程度が酷く、靭帯が断裂しているなどの場合は数週間ギプスで固定することがあります。
RICEとは?
R est :患部を動かさず、安静にすること。
I ce :冷却すること。
C ompression :患部を圧迫することで、内出血や腫れを防ぎます。
E levation :患部を心臓より高い位置に上げること。心臓より高い位置にあげることで、内出血や腫れを防ぎます。
Rest・Ice・Compression・Elevationそれぞれの頭文字をとって「RICE」と呼びます。
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