距骨の後ろに過剰に骨ができた状態です。仮骨部分が分離していることもあります。バレエやサッカーで足関節を強制的に伸ばすと、足首の骨と、かかとの骨に挟まれて痛みが出ます。骨と骨がぶつかって痛みがでるので足関節後方インピンジメント症候群という言い方もされます。
原因
主にバレエダンサーや、サッカー選手は足関節を 底屈(足首を伸ばす)こと が多く、足首の後ろを側を痛めることが多くみられます。
何度も底屈することで、三角骨が脛骨と踵骨の間に挟まり込み、足関節の後方に炎症を起こし、痛みを引き起こします。
症状
足関節の後ろに炎症を起こすことで、痛みます。
底屈することで三角骨が脛骨と踵骨の間に挟まりこむため、足を伸ばすと痛みます。
治療
医療機関では、患者さんの状態に適した固定剤など医療用品を用いて、 RICE処置 が行われます。
ギプスやサポーターを用いて、足首のブレを抑え、歩行や運動の訓練を始めます。
程度が酷く、靭帯が断裂しているなどの場合は数週間ギプスで固定することがあります。
それでも症状が緩和されない場合は手術になります。
RICEとは?
R est :患部を動かさず、安静にすること。
I ce :冷却すること。
C ompression :患部を圧迫することで、内出血や腫れを防ぎます。
E levation :患部を心臓より高い位置に上げること。心臓より高い位置にあげることで、内出血や腫れを防ぎます。
Rest・Ice・Compression・Elevationそれぞれの頭文字をとって「RICE」と呼びます。
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